― ERES 公開フォーラム 2012 ―

『人口減少・災後社会での
持続可能な都市地域経営』

日時:平成24年11月2日(金)14:00~17:00 (開場 13:30)
会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール(本郷キャンパス)
主催:東京大学公共政策大学院

開催趣旨

高度成長期に集中的に整備されたインフラ・公共施設が、これから一斉に老朽化し更新期を迎える。他方、今後50年間で日本の総人口は約3割減少する。もしスプロール化した市街地に人口が拡散した状態のままその密度が希薄化すれば、更新を機に人口減少に即したインフラ・公共施設の集約化を行うことが困難となり、非効率な都市地域経営が強いられる。また財政難の下で更新投資が分散・過小化し市民利便が低下する。

そこでCO2対策の視点も含め集約型都市構造への転換が叫ばれ、多くの自治体がいわゆるコンパクトシティを目指して中心市街地の活性化や公共交通の充実、市街地の拡大抑制等に取り組んでいる。また一部の自治体では全庁的視点から公有資産の合理的運営管理や利活用に向けた活動が開始されている。

一方、東日本大震災の被災地では、千年単位で発生する大規模自然災害に備えた復興まちづくりが、「新しい公共」の力も借りながら進められている。全国でも自然災害の想定規模と対策の見直しが行われている。また太陽光・風力・地熱発電やコージェネレーションなどエネルギー多様化に向けた取組みも盛んであり、エネルギー、安心・安全、環境共生等に関する課題の総合的解決を目指したスマートシティへの挑戦も始まっている。

ところがインフラ等の維持更新費低減に直接つながる郊外市街地集約化への取り組みは、ほとんど行われていない。また公共施設の統廃合や再配置も、総論賛成・各論反対の前で多くの自治体が立ちすくんでいる。

そこで本フォーラムでは、人口減少・災後社会の下で、持続可能な都市地域経営のあり方や課題を考えていく。

プログラム

14:00~14:15開会挨拶
主催者挨拶 東京大学公共政策大学院 院長 伊藤隆敏
寄付者挨拶 三井不動産株式会社 執行役員
経営企画部長 兼 スマートシティ企画推進部長 船岡昭彦氏
14:15~14:45「持続可能な都市地域経営の課題」
客員教授 増田寛也氏
14:45~15:15「集団移転と復興まちづくり」
大船渡市長 戸田公明氏
15:15~15:30休憩
15:30~16:00「新しい公共が支える都市のサステイナビリティ」
特任教授 栗田卓也
16:00~16:30「真のコンパクトシティを実現する~公共施設再配置と郊外市街地集約化」
特任教授 中川雅之
16:30~17:00「佐倉市におけるFM戦略~持続可能なまちづくりを目指して」
佐倉市長 蕨和雄氏

講演者のプロフィールなどは以下のパンフレットをご参照ください。